感謝を胸に80周年。
次の一歩を岐阜と共に踏み出します。
美しい自然と文化、そして歴史に彩られた岐阜。私たち岐阜日産は来年度、創立80周年を迎えます。これまで歩みを続けてこられたのは、皆さまに温かく支えていただいたおかげです。心より感謝申し上げます。
岐阜の皆さまと共に歩むことは、私たちの原点であり、これからも大切にしてまいります。
その想いを表す活動のひとつが、電気自動車(EV)の普及への挑戦です。2010年に本格的にEV販売を始めて以来、15年以上にわたり脱炭素社会の実現に取り組んでまいりました。EVは走行時にCO₂を排出しないだけでなく、蓄えた電力を家庭や地域に供給できるという強みを持っています。環境と暮らしの両面で地域を支える存在として、私たちはEVが持続可能な未来を拓く鍵だと信じています。
そして、こうしたEVならではの価値を認めていただいた岐阜県内8自治体と地域連携協定を結び、「ブルースイッチ」活動を進めています。EVを非常用電源や地域イベントで活用するこの取り組みは、防災や地域づくりに欠かせないものとなっています。
さらに、福祉車両や救急車といった「暮らしを守るクルマ」にも力を注いできました。高齢の方や体の不自由な方が安心して移動できること、命を守る現場で確かなモビリティがあること――それはすべて、地域に生きる人々の安心につながります。クルマを通じてユニバーサル社会の実現に貢献できることも、私たちの誇りです。
未来は、一企業の努力だけでは実現できません。地域に暮らす一人ひとりと共に力を合わせてこそ、持続可能な社会を築くことができます。これからも岐阜日産は、多様な取り組みを通じ、地域のみなさまと共に未来を形にしてまいります。
これからも岐阜日産を温かく見守っていただければ幸いです。そして一緒に、岐阜の未来を築いていきましょう。
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岐阜日産自動車株式会社
代表取締役社長 町田 修一